仕事でパソコンを利用する場合、一人でも複数人でもネットワークの構築が必要となります。
ネットワークの構築というと仰々しいですが、パソコン周りを見てみると分かりやすいかと思います。
例えば、パソコンとプリンターもひとつのネットワークです。
パソコンに外付けのハードディスクをUSBでつないでいるのもネットワークのひとつです。
組織内ではLANケーブルでパソコン同士をつなぎ、データを共有するためにNAS(ネットワークハードディスク)を活用するケースも珍しくなくなりました。
このように様々な機器同士つなげることを、ネットワークを構築するといいます。
今では比較的容易にネットワークを構築できるのでパソコンとプリンターなどをつなげることは難しくありません。
しかし、複数の人たちが働く職場にてネットワークを構築するとなると話しは別です。
共有と権限の問題が出てくるからです。
例えば、誰もが各々のパソコン上で業務を進めるためには、顧客のデータを管理しているデータベースやワードドキュメント、スキャンファイルなどは全員がアクセスできるように設定しておく必要があります。
つまり、データやファイルを共有するということです。
反対に、事務所の経理関係などのファイルは補助者やスタッフには見せたくないという場合には、権限の設定が必要となります。
これらはセキュリティ対策の一環でもあります。
内部のセキュリティにだけ目を向けてばかりもいられません。むしろ脅威は外にあります。
インターネットを利用する以上、セキュリティソフトをインストールするのは一般的になりました。
一般家庭ではそれでもほぼ問題はないのですが、個人情報を扱う組織はそうもいきません。
情報を漏洩することでふりかかる信用失墜、金銭的賠償等のリスクを少しでも下げるために企業だけでなく、法律の事務所も積極的にセキュリティ対策に取り組む傾向が伺えるようになりました。
ネットワーク構築のポイントは、利便性の向上とセキュリティ対策の二つです。
当社では事務所の規模やネットワーク環境の構築に投資できる金額、最終的には先生方の意向を考慮した上で最適な提案をさせていただきます。